今日もやってますモンスターハンター。
前回までのあらすじ☆
かつて幾度となく進退巡る攻防を果たした好敵手=【鎧竜】グラビモス
久しくシリーズに姿を見せていない【鎧竜】がついに日本に襲来したとの報せを受け、闇の秘密結社構成員・K.Kが宿敵(とも)との再会を果たすべくメチャメチャ粧し込んで潜入ミッションに挑むのであった...。
久々会うんだもん! 「えー!ぜんぜん変わってな~い!」って言われたいだろッ!!!!
どうやら噂は本当だったらしく、展示物のあらゆるところに【鎧竜】の文言が確認できます。
【鎧竜】グラビモス...
うぅ... 待って待って!! いざ目の前まで来ると なんかさ・・・
久々に会った宿敵(とも)がだよ? メチャクチャ激太りor激やつれとかしててさ、「ハハ… なんかKは変わってないね… あ~実はさ、私… 去年離婚したんだよね… ウチの旦那次男だったんだけどさ、色々あって向こうの両親が家に転がり込んでくることになってさ… お義父さんはまぁいい人だったんだけど… お義母さんがさ… はじめのうちは旦那も私の味方してくれてたんだけど… だんだんお義母さんの肩もつようになってきて… 」
「こんなことになるのわかってたら、結婚なんてしなかった・・・」とか言われてみなさいよ!!
その流れから「あ! そうそう! アレまだやってんの? あの~ホラ! 《モンハン》?」とか質問されてごらんなさいよ!! 流石の私も「うん!モンハンめっちゃ楽しいよ♡」とは言えないでしょうよ( 。゚Д゚。)!!!!
ああ~~! ゔああぁ~~!! もう、むしろ会いたくない ><。
そんな面持ちで"首の鎧"というワードを眺めるK.K。 イマジナリーフレンドの不幸話にすっかりその場を後にしたくなっています(/ω\)
・・・・・・。
グラビモスってさ、《モンスターハンター》に登場するモンスターの中でも異質なんだよ。
モンハンの中で"強い"とされるモンスターってさ、"圧倒的な攻撃力"や"目まぐるしい俊敏性"、"防御など無意味な超大技"などといったハンターを倒しに来る性能の高さにばかり焦点が置かれるんです。
そんな中、鎧竜グラビモスだけは一味違うんだよ。
圧倒的な巨躯は、裏を返せば俊敏性を損なった大きな的。
ハンターを一撃で葬るには、決定打に欠ける技の威力。
そんなグラビモスを"強者"たらしめる、圧倒的な高度を誇る【 鎧 】
【 鎧 竜 】は 受け止め そして返す
まるで 歴戦のプロレスラーのように
その姿が、まるでこちらを励ましてくれているかのように映ることもあったんだ。
「どうした? ドンと来い!」って。
「逃げも隠れもしねぇから! お前もしっかり俺の攻撃を避けて撃ってこい!」って。
キミのおかげで、私はどれだけ上達したことか・・・。
うん。 心が決まった。
きっとまた、受け止めてくれるよね。
【 鎧 竜 】グラビモス
今、逢いに行くね
グラビ・・・ モス? こんなにやつれて・・・!!
て、化石だから当然か(;'∀')
・・・ん?
あれ? どうやら【鎧竜】はこちらに尻尾を向けているほうみたいですね。
あ、うん。
今、逢いに行
??? (゚o゚)???
え?
えーーーーーーー!!?
人違いだった~~~~ッ(+o+)!!!!!
そうなんです♪
今回の《恐竜博2023》の目玉となっているのは、【鎧竜】ズールという恐竜の化石だったんですねぇ(´▽`)
尻尾の部分を武器として振り回し、肉食恐竜をも返り討ちにしていたというドボルベルクのような恐竜だったのだとか!
すごい!! モンハンのモンスターみたいじゃん!!
今回《恐竜博2023》の会場に来てあらためて感じたのが、モンハンがいかにリアルに作り込まれているかということでした。
上の画像、どこかで見覚えはありませんか?
まるでモンハンの設定資料集のようではありませんか!
おそらく《モンスターハンター》の製作スタッフ様方は、登場するモンスターや世界観を構築するにあたって展覧会や博物館にも足しげく通ったことでしょう。
そして、そこからインスパイアされて生み出された魅力的なモンスターの数々。
そのアイディアの原点となったかもしれない、驚くような生態を彷彿とさせる恐竜たちの歴史・・・。
やはり深いな・・・ 太古の時代・・・ 恐竜の世界。
そして、モンハンの世界。
「グラビには再会できなかったけど、来てよかった~♬」と浪漫に浸っているK.Kが展示会場をあとにしようとした刹那、目に飛び込んできた跋文が忘れられません。
《モンスターハンター》というゲームを楽しむ者として、目を逸らせない… いや、決して逸らしてはならない問題ですらも現実(リアル)だということですよね…。
"環境を都合の良いように作り変える"ことを、人類は発展とし
その陰で、数多の種を絶滅に追いやってきてしまった
かつて《モンスターハンターワールド:アイスボーン》において、ムフェト・ジーヴァを介して突き付けられた問題が、再び重く圧し掛かってきたような感覚を覚えました。
私たち人類は
私たちハンターは
いったいどうしたらいいのだろう...
いやはや♪ 想像していた何倍も楽しめちゃいましたね~(*´▽`*)ホクホク
前後編でお送りしたレポートはこれにて終了です☆
モンハン好きが嵩じて思わず参加してしまった《恐竜博2023》は、アイテムハンターである私にも本当に良い刺激をくれました♡
会場にいた小さな子供たちが、展示されていた恐竜の骨格を見上げて「すげぇ…」と唸り、そしていつしか「恐竜のような存在=モンスターが生きている」世界観に惹かれモンスターハンターという作品に触れてくれればいいなぁ。
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