今日もやってますモンスターハンター。
某日、某所にて。
闇に潜む者・K.K、《モンスターハンター》の新たなる歴史の1ページを共にすべく、シアターの暗がりに溶け込むのでした...
劇 場 版
《 モ ン ス タ ー ハ ン タ ー 》
まさかの《モンスターハンターライズ》発売日と同時公開というスケジュールに、ハンター界隈を大いに混乱させた話題作!
かくいう私も、早々に劇場鑑賞は決めていたものの… 公開日おかしいだろッ!!自惚れるなよッ( ゚Д゚)!!!!!!
・・・い~や待て
そんなにも自信があるというのか(-"-;)? などと大混乱♪
もぉ、こーなっちゃうと好奇心旺盛なベテランハンターとして確認せずにはいられませんからね(-`ω-)フフン 歴史の証人になるべく観に行ってまいりました~。
今回は鑑賞の感想です★
映画ドロボウなんてちんけな悪党になるつもりは毛頭ないので、とーぜん映画鑑賞中の写真などはございません。 なので、本記事には関係のない画像がメチャメチャ出てくることを予めご了承いただければ幸いです。
久しぶりの映画館・・・♡
まず私の印象に残ったのが、"新型コロナウイルス接触確認アプリ"の劇場コマーシャル。 スクリーン左下あたりにデカデカとQRコードが表示されてたんだけど映画館って基本スマホNGなのでぃわ・・・??? さっそく気が散ってます(Φω<)
色々あって見渡す限り砂だらけの砂漠に降り立つ主人公一味。
ここでいきなり見所!! この場面での砂漠の景色は本当に素晴らしく、まるで現実味を感じられない・・・ だけど、どこかで見たことがある景色。
ああ!! モンハンの砂漠地帯!! ジエン・モーランと戯れた一面の大砂漠!!!
すごい!! わぁ、コレ・・・!! モンハンみたいじゃん(゜o゜*)♡
私、モンハンの"砂漠"というフィールドには少し思い入れがあるんですよねぇ。
ポッケ村から始まった私のハンター人生。 "雪山"に慣れ、次第に足を踏み入れた"砂漠"。
"怪鳥イャンクック"や"桃毛獣ババコンガ"を退け、それでも今一つ色を宿さなかった私の狩猟生活に飛び込んで来た"あの光景"...
一面の砂の海を泳ぐ 得体のしれない何か
「なんだあれ!? 何かがいる…」
「なんだこれ…! 嗚呼、恐い、でもなんか…」
「 心 が 躍 る !!!!」
ハンターとしての私の記憶がシーンと重なり、没入感が加速したその瞬間です。 奴が現れたのは・・・!!!!!!!!!
砂漠の暴君
ディアブロス
亜種
そして、ここで数多のハンターが夢に見た待望の場面が繰り広げられます!
モンスター VS 近代兵器
主人公たちは重武装を纏った部隊。
ジープに備え付けられたガトリング砲やアサルトライフルといった、"近代兵器"と呼称してなんら差し支えのない兵装の数々。
これらをもって、"戦い抜く"という強靭な意志で"角竜"に立ち向かう主人公たち。 しかし・・・
自分たちの"武器"が、通用するどころか、足止めにすらならない。
怯ませることがせいぜいで、相手の戦意を損なうことすら叶わない。 威嚇にすらならない。
一面が砂漠。 遮蔽物もない砂の海。
車両の走行すら凌駕する速度を誇る、猛き暴君の突進。
大地に潜行する奴の前では、砂に身を隠すことも許されないだろう。
完全に映画の世界に没入していた私。
抗う術のない、完全な"上位者"を前に、"ベテランハンター"を自負していた私は
祈りました。
無駄だ、こんなの。 助かることはない。
踏みしだかれる、つらぬかれる、叩き付けられる、跳ね上げられる
せめて、安らかに...
映画の主人公・アルテミス少尉は戦い続けました。
ですが、「私だったら…」と置き換えた時、私は心まで"砂漠の暴君"に砕かれていたのです。
なんでか好きになったよディアブロス(*´▽`*)
そうして色々あって助かった主人公アルテミス。
なんやかんやで"ネルスキュラ"と戦うことになるのですが、本作のネルスキュラは群体! おびただしい数が群れを成しています。
↑のなんやかんやの一部として、「お前、ネルスキュラにブッ刺されて昏睡しただろ?あの毒、きっとディアブロスにも効くぜ!そしたら逃げることくらいは出来るようになるだろ」という言葉なきアドバイスがあったのですが、あんな冬のテントウムシみたいなウジャウジャ軍団を相手取るのは不可能です。
まさに命を懸けた作戦で、かろうじて一匹の身体の一部を持ち帰ることに成功するシーンと、その"素材"を解体し"使える部分"をつぶさに選別するシーンは《モンスターハンター》の世界観を愛する方には是非ご覧いただきたいです!
映画に没入していた私は、素材にナイフを入れた際に、ネルスキュラの体液(おそらく毒)が流れ出るシーンで「も、もったいねぇ!!!!もう手に入らないかもしれないんだぞ!命を懸けてここにあるんだ。何一つテキトーなことはするな!」と、流れる液体を腕で囲おうとしたほどです。
そして、それは"人工物"に関しても同じことが言えるのです。
劇中に登場する『タル』や『ロープ』も、限りある資材。
ゲーム側のモンハンのように、すでに"開拓"がされ、"拠点"を構えられている"人間側のテリトリー"であれば比較的簡単にこしらえることが出来る物資なのでしょうが、映画のモンハンの舞台は一面の砂漠地帯。 アルテミス達は危険を覚悟の上、座礁した砂上船まで回収に向かい、わずかな個数のみ入手することができました。
そうして手に入れた希少な『タル』に、何を詰め、何を目的に使用するかに考えを巡らせるのは実にハンターらしいと感じました。 作中では、『タル』に砂を詰め、安全な場所から砂漠へ投擲しディアブロスの反応と居場所を観察することに使用されるのでした。
座礁した砂上船=先人たちの残した軌跡が、"モンスター側のテリトリー"のただ中において、"人間側のテリトリー"に最も近い空間となっている点が感慨深いですね…。 これの繰り返しを経て、ようやく成り立ったのが"拠点"であり"狩場"なのでしょうね。
ほんにゃらかんにゃらの果てに、ついに現れる《モンスターハンター》の顏・"火竜リオレウス"。
「狩ることは不可能に近い」と称されるほど強大な存在とされるリオレウス。
だが、コイツを倒さないと・・・元の世界には帰れないんだゾ☆ とか言ってたのに、グチャグチャ戦ってたら元の世界にフワって帰ってこれてたんですけど('Д')!!!
ん~だよディアブロスのほうが全然暴れ狂ってたじゃん( ゚Д゚)!! ダメだなお前はと思っていたその時です!!
突如、はじまるのです・・・
モンスター VS 現代兵器
リオレウスを迎え撃つ近代兵器は、ディアブロスの時よりさらに凄まじいものです。
主砲を備えた軍用機の数々がズラリと並び、レウスを完全に敵とみなして戦闘するも・・・
一方的!!! 圧倒的!!!
何、これ・・・? これ、下手すると大隊でもどうしようもないんじゃ・・・?
いや、そんなことより・・・ たった一体の生命体が、瞬く間に数十人の人間を亡き者にした。
ゲームのモンハンの世界では、一つのクエストに挑めるのは4人まで。 たったの4人
今まで"ベテランハンター"として、たったの4人で。 ないしはただの一人でリオレウスと相対していた私。 そして、ここに来て再び映画の世界に没入している私。
つい先ほど、"砂漠の暴君"に心を砕かれてしまった私が・・・
圧倒的な存在である"空の王者"を前に、心に感じたもの・・・
ダメだ・・・
こいつは絶対、ここで止めないと!!
止められなくても!! 私は必ずお前に"傷"を残す!!
その"傷"を突いて、私の世界の誰かが! 必ずお前を倒す!!
お前は、この世界の王になんて絶対になれない!!
私を敵だと思ってる! 飛び去らない! 絶対やってやる!!
私の周りには、お前に"傷"を残せそうな物が散らばっている
考えろ。 こいつを止めるために、武器も! 命も! 使えるものはすべて使え!!!!
映画の中で見た、数々の場面・・・
上位者に立ち向かうための、準備・工夫・実験・意志
先人たちが、今に遺してくれたもの
そして、"ポッケ村"で育った私が礎にしてきた"護りたい"という力のみなもと
嗚呼、一つだけピースが足りない・・・ それでも! 私はやるんだ!!
そして訪れる場面
なんだよ・・・ なんでお前がいるんだよぉぉーぅ(号泣)
来てくれたのかよぉ(*ノД`*)・゜・。
お前が来てくれたら、もう怖いものなんて何もないよ~ぉ!!!
わ~~~~~~~~~ん!!!!! メッチャ良い映画じゃんかよおお~~~~~~~(≧◇≦)!!!!!!!
もう帰り絶対グッズ全部買い漁って帰る~~~ぅ><。!!!!
今日のこの感動を忘れないために、ジャージを7着(1週間分)買って毎日常に着る!!
↑このテンションの私に、ラスト5分・・・
あんな想いが待ち受けているとは・・・!!!!!!
ウフフ♪ クソ長くなっちゃいました~(´ω`;)
それでは、映画《モンスターハンター》の総評にまいりましょうか!
総評としては~・・・ ジャージは1着ですね。
途中までは本当、7ジャージものの作品だったと思います。
とにかくラストがガッカリ! あ~私達わかりあっていたと思っていたけど気のせいだったみたいねって感じです。 マイナス6ジャージで評価は1ジャージとなりました(´-ω-`)₃
しかしながら、モンハンの世界観、ことモンスターの描写については一見の価値があるのは間違いございません(*'▽') 海外でドラマ化してほしいな~なんて思いました♬
あとは、字幕 or 吹き替えのお話。
K.Kは吹き替えで観たのですが、セリフほっとんどないです★
なので、どちらでご覧になってもさして変わらないのではと思います。 一点だけ注意喚起しとくとしたら、ゲームの《モンスターハンターワールド》の声優さんとは別の方の声だったと思いますので、大団長に思い入れのある方はお気を付けくださいね(Φω<)
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